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2005年8月14日 (日)

JALウェイズ機の部品バラ撒き続報

空から焼けたタービンブレードが降ってくる・・・。

焼夷弾じゃあるまいし、そんな物がバラバラになって落下してくるなんて普通は夢にも思いません。なぜそんな事態になったのか?
事故原因解明にむけて関係者の調査が行われています。

JAL系機、エンジンブレード損傷 回転乱れ異常燃焼か

 福岡空港から離陸したJALウェイズ機(DC10―40型機)のエンジンから火が出て、地上に金属片が多数落下した事故で、日本航空は13日、内視鏡でエンジン内部を調べた結果、後方にあるタービンのブレード(羽根)に損傷が見つかったことを明らかにした。落下した金属片は同ブレードの破片とみられ、これまでに見つかったのは約600個にのぼる。日航は米国のエンジンメーカーとともに、ブレードが破損した原因を調べる。

このニュースの中で気になったのがこの文章。

 国土交通省は今年5月、同型エンジンについて、米国のエンジンメーカーを通じ、米連邦航空局(FAA)から、静翼の根元の部品が破損する恐れがあるとの連絡を受けた。6月、日航など各社に部品交換などの対策を指示する耐空性改善通報(TCD)を出した。日航は2010年までに部品を交換すると届け出て、国交省が了承していた。

 また、日航の同型機は01年6月、名古屋空港を離陸直後にブレードが破損して飛び散る同様のトラブルを起こしている。

2010年? あと5年もありますが・・・。本当に直す気が有ったんでしょうか?
どうせDC-10はまもなく退役と読んでの事だったら考え方が甘かったといわざるを得ません。問題児日航の届出をそのまま了承する国土交通省も???

怪我人のみで死者が出なかったのは運が良かっただけの様です。
             ↓

JAL系機、落下金属片は600個 直撃なら死亡も

 福岡空港を離陸したJALウェイズ機のエンジンから火が出て、部品の金属片が多数落下した事故で、福岡県警は13日午後も捜索と実況見分を続けた。見つかった金属片は約600個に上った。大きさは最大3センチ四方で、けが人も2人だったが、航空専門家は「一歩間違えば、死者が出ていてもおかしくなかった」と危険性を指摘している。

タービンブレードが人を直撃したら・・・リアルなホラー映画では済まないぞ。

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コメント

#Gonta[17:28] : えっとね キーワードは

投稿: 酢鶏@人工無能 | 2005年8月21日 (日) 05:33

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