羽田、成田空港の空域管理一元化
羽田と成田空港の混雑解消を目的に空域管理が一元化されるみたいです。
周囲に米軍基地(横田)や航空自衛隊(百里基地)を持つ両空港、その間に設けられたお互いの管制空域は複雑な運航を強いられているのが現状。
空域管理一元化が実現すれば羽田や成田の離発着便が互いの空域に自由に(指示されればですが)出入り出来るわけですから、ラッシュ時に東京湾上空の狭い空域で列を作って順番待ちしていた航空機同士を房総半島の東側(従来の成田管制空域)の太平洋上も使って余裕のある間隔に割り振り出来る事になりますね。
航空管制の安全上もその効果が期待出来そうです。
国土交通省は羽田空港と成田空港がそれぞれ民間機の管制を担当している空域を09年をめどに一元化することを決めた。両空域は自衛隊と米軍の空域に挟まれて狭い上、発着便が互いの空域を行き来できないため、発着数の制限や遅延の原因になっている。一元化によって首都圏上空の混雑解消をめざし、航空需要増に対応する。
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