天体シミュレーター「Stellarium」
私が使ってみて「これは良い」と思った天体シミュレーターが有りましたので御紹介します。背景に実写画像を使っているのでかなりリアルな星空が楽しめます。
しかもフリーウェアです(^O^)/
ソフト名はタイトルにも書いてありますが「Stellarium(ステラリューム)」です。
ファイルサイズは9MBちょっとですのでダイヤルアップで接続している方でもダウンロードできる容量だと思います。
入手先はStellarium Astronomy Softwareです。
文字の説明だけでは分からないと思いますのでまずは画像を見てください。(画像をクリックすると拡大画像がポップアップします)
これは2005年8月8日の20:00頃、私の家の緯度・軽度から南の空を見たときの様子をシミュレートしたものです。
数多くの星や星団が見えると思いますが(一番目につくのがさそり座のカーブですね)、星座を形作る星のみならず周囲の星々がすべてにデーターに入っていますので、マウスでクリックすると画面左上にデーターが表示されます(いま見ているこの画像はクリックしてもなにも起きません(笑))
次は30分ほど時間を戻して(年月日、時間の設定も任意に出来ます)西の空を見てみます。
画面右下に月(Moon)と金星(Vinus)、中央より左側に木星(Jupiter)が見えると思います。条件が良ければ実際にこの様な光景が見れるはずです。残念ながら私の家からは山が邪魔でこの状況は見えません。
それでは左側にある木星(Jupiter)を拡大してみたいと思います。
木星(Jupiter)を選択して(やり方はソフトのHELPをご覧下さい)どんどんズームアップしていきます。
どんどん拡大していくと木星の表面模様と、周囲にある衛星が表示されました。
衛星の位置も年月日・時間でちゃんと変化します(^^)
では、木星の右下にある衛星イオ(Io)を選択して更に拡大してみます。
どうです?
衛星イオの表面模様まで見られるんですね。
惑星や衛星だけでなく、恒星の2重星(白鳥座のアルピレオなど)も拡大していくとちゃんと分離して見る事が出来ます。
これでフリーウェアですから驚きです。
普通に天体をシミュレートするぶんには十分実用に耐える機能を持っていると思います。英語ソフトですがそんなに苦労しなくても使えるはずです。
天体シミュレーターを探しておられる方は良かったら一度試してみて下さい。
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コメント
Gonta、モバ使ってるわけじゃないですか?
投稿: 酢鶏@人工無能 | 2005年8月17日 (水) 05:31