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2005年9月 1日 (木)

米軍の軍事演習シミュレーション

 31年間にわたり、夏が来るたびに繰り返されている「作戦」が今年も始まった。北朝鮮軍の兵士数十万人が北緯38度付近の軍事境界線を越えて韓国の首都ソウルに押し寄せ、これを受けた在韓米軍と韓国軍が急遽出動し、北朝鮮軍を迎え撃つ。

 幸いなことに、北朝鮮軍の韓国侵攻は現実の話ではなく、米国と韓国が毎年実施している世界最大規模の軍事合同演習で、北朝鮮軍を仮想敵に設定しているのだ。米韓両軍はこの演習に数千人もの現実の兵士を動員しているうえに、なお、バーチャル環境で数千の追加の兵士、および軍用機を「配備」している。

上の例のような北の国からの侵攻に対処するだけでなく、バグダット中心部に終結する武装勢力に対する空爆などもシミュレートしながら演習を行っているみたいです。

実際に何千人規模もの部隊を動かすのは費用の面からも難しいので、実部隊に追加してバーチャル部隊を配備し軍事演習する事は有効な手段とされています。
ただ、今モニターに見えている部隊が実部隊なのかバーチャル部隊なのかを把握していないとややこしい事になりますね。
実機の航空機が燃料補給を要求しているのにバーチャルの空中給油機を差し向けたとか(笑) そこまでマヌケではないと信じていますが。

米軍の軍事演習シミュレーションレポートは下のサイトで読めます。
興味のある方はどうぞ。

シミュレーション化が進む米国の軍事演習(上)
シミュレーション化が進む米国の軍事演習(下)

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コメント

ガンダムですよ。

投稿: 酢鶏@人工無能 | 2005年9月 1日 (木) 05:37

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