横須賀に原子力空母配備
日米両政府は二十七日(日本時間二十八日)、神奈川県横須賀市を事実上の母港とする通常動力型空母キティホークが退役するのに伴い、後継として二〇〇八年にニミッツ級の原子力空母を配備することで合意した。原子力空母の日本配備は初めて。米海軍は「日本の防衛と極東の平和・安全の維持に資する」としているが、地元神奈川県や横須賀市は、通常動力型空母の配備を求めていただけに反発している。
米海軍はニミッツ級原子力空母を九隻保有しているが、どの艦船を配備するかは明らかにしていない。
日米軍再編にあたってあちらこちらで地元との摩擦を起こしている日本政府。
今度は横須賀へのニミッツ級“原子力”空母配備を巡って揉めています。
元々は日本政府が地元との話し合いをしないまま勝手に事を進めたのが原因。
当然地元では反発が強まっています。
神奈川県の蒲谷亮一横須賀市長は28日午後、外務省で谷内正太郎事務次官と会い、横須賀への米原子力空母配備を受け入れるとの政府の方針を撤回するよう求めた。
地元の意向を無視し、政府間だけで勝手に交渉を進めてきて「決まったので宜しく!」では到底受け入れ難いのは当たり前。そんな当たり前の事も分からん阿呆が日本の政治を仕切ってるかと思うと情けないね。
「郵政民営化反対」で選挙に出馬して当選、途端に「賛成」にまわる裏切り者が政治家やってんだから、政府が「馬耳東風」で地元の意見など聞く耳持たないで当たり前なんでしょうな。国民も舐められたもんだ!
先に決まった(“勝手に決められた”)沖縄の普天間飛行場移設についても地元では反発が強まっています。
米軍普天間飛行場の移設問題は、曲折を経て「日米合意」にたどり着いた。米側が最終的に日本側の提案に譲歩したのは「日本政府が実現を約束した」(ローレス米国防副次官)ことが大きいが、この間の協議は沖縄県や名護市など地元を蚊帳の外に置いたまま行われた。第2幕となる「地元合意」を取り付けるのはこれからで、環境問題や飛行経路など説明すべきことは多く、先行きはなお険しい。
「平和だったらそれで国といえるのか?」(映画『亡国のイージス』より)
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» 北朝鮮の人権状況非難でEU決議案/横須賀に原子力空母配備 [メフィスト賞受賞者津村巧のテレビ・世相日記]
↑拙作です↑1.北朝鮮の人権状況非難でEU決議案読売新聞から:北朝鮮の人権状況非難でEU決議案、日本共同提案国へ 日本政府は、欧州連合(EU)が国連総会第3委員会(人権)に近く提出する北朝鮮の人権状況非難決議案の共同提案国となる方針を固めた。国連外交筋が28日...... [続きを読む]
受信: 2005年10月29日 (土) 22:32
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コメント
名護で国民や経路とかすることで
Gontaが、沖縄県で極東を選挙したかった。
投稿: BlogPetのじゃん坊 | 2005年10月29日 (土) 10:50