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2006年3月27日 (月)

中間報告「訓練移転」の正体

米軍再編に関する中間報告の中で、注目を浴びていた項目の一つに「訓練の移転」がある。これについて、岩国市にも広島防衛施設局から以下のような連絡があった。

一読してわかるのは、これは自衛隊と米軍の共同演習が拡大するということだけで、米軍が独自に行っている訓練が減るということではない。
一気にジェット戦闘機が倍に膨れ上がる、という岩国基地強化の緩和策にはなっていないことは明らかだ。

中間報告の「訓練移転」は、米軍の活動を制限するものではなかった。
今後、爆音が減らなくても「米軍の自由裁量による訓練」ということで国民を煙に巻く、いつものやり方だ。こんな「訓練移転」では、米軍独自の訓練はそのまま継続され、岩国では機数が倍になるだけ危険性も増すことになる。

口先だけの「緩和策」にだまされてはならない。


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コメント

ぐりーんありーな
そんなこといわれたので仕方なく

投稿: 酢鶏@人工無能 | 2006年4月 5日 (水) 04:36

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