トランペット吹奏試行【室内編】
19日にオークションで落札したトランペットが先日届きましたので試してみました。
到着後直ぐにも吹いてみたかったのだが、航空ファンには衝撃的なロック岩崎氏の墜落死亡事故でトランペットどころでなく延び延びになっていました。
YAMAHAのYTR-233は販売されたのが20年以上も前のトランペットです。届いたトランペットも表面には錆がありましたが、ピストンや各チューニングパイプはスムーズに動き演奏するのに支障はなさそう。パイプ内も大変綺麗な状態です。
マウスピースはBACHの5Cが付いていました。手元には楽器店から購入してきた“YAMAHA 11C4”も有りますが、とりあえず交換しないでこのまま使ってみます。
トランペットを構え、マウスピースに唇を当てて最初の吹き込み。
直後にベルから出た音は「フゥーーー」という単に空気が漏れる音だった(^^;)
しばらく唇のみでウオーミングアップ(バズィング)してから再度マウスピースを当てる。
息を吹き込むと今度は音が出ました。「ブブブブ・・・プッ」(笑)
どうも下の唇だけが振動しているようだ。
トランペットを上に向けたり下に向けたり、息を吹き込みながらマウスピースの丁度良い角度・ポジションを探す。
しばらくやっていたら昔の感覚が戻ってきてようやくトランペットらしい音が出るようになってきた。
調子に乗って暫らくロングトーンをやっていたら親父が来て
「やかましい馬鹿野郎!!」
・・・・・・・・・・怒られてしまった(-_-;)
二階の私の部屋の真下が家族の居る茶の間ですので、素で吹いたら金管楽器の性質上うるさいのは当然か。
こんな事もあろうかと仕事の帰りに購入してきた練習用のプラクティス・ミュートを箱から取り出してベルに取り付ける。
アルミ製本体の太い部分周囲に数個の小さい孔が開いただけの代物ですが5千円以上もするのよねこれ。
ミュートをベルに取り付けるとこんな状態になります。
マウスピースに唇を当てて普通に息を吹き込んでみると、空気の流れが止まったかの様な圧迫感が返ってくる。音の出口に栓をしているのだから仕方がないか。
何も取り付けない時より強めに息を吹き込み音を出してみる。
確かに音は小さくなったが音量は半減程度で、昼間はともかく真夜中に吹くにはこれでも五月蝿いかも。YAMAHAの『サイレント・ブラス』のミュートを付けた場合にはどの程度の音量になるんだろう?
慢性の貧乏金欠の私には、期待外れだった時にショックが大きいので当面はプラクティス・ミュートだけで吹奏する事にします(ミュートを付けてから親父も苦情を言って来なくなったし・・)
試行錯誤しながら吹き始めてかれこれ1時間ほど。
久しぶりに味わう上下の唇の痺れる感覚が心地良い。
バック5Cのマウスピースも私の唇に合うのか吹き易かったように思う。
最後に、ミュートを外してひと吹き。
プワァーーーーーン!!
ミュート取り付け時の強さで吹いたらとんでもない高音量で鳴ってしまった(後で親父に殺されるかも・・・)
マウスピースを外し、つば抜きから溜まった水分を出して今日はもう止めます。
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