2008年5月24日 (土)

日本はいつまでアメリカに媚びれば気が済むのか?

<防衛省>米に代わり見舞金 米兵による女性暴行事件で

 防衛省は19日、02年に神奈川県横須賀市で起きた米兵によるオーストラリア人女性への暴行事件で、米兵や米政府に代わり女性に見舞金300万円を支払う方針を決めた。

これ5日前のニュース記事ですが気になったので取り上げてみます。
正直言って、「なんで米兵による犯罪被害者見舞金を日本が払うの?」です。
調べてみたら日米地位協定に基づく(いわゆる思いやり予算)支払いだとか・・・。
被害者が日本人だったらまだしも、加害者も被害者も外国人なのに日本政府がお金を出す理由が理解出来ません。
しかも肩代わりした見舞金はアメリカには請求しないそうです。

ハッキリ言うと ふざけんな馬鹿野郎! です。
☆この件については流石に石破防衛大臣も「国民の税金を使って何だ、という議論もあろう」って言ってます。

ついでに
この被害者女性ですけれど、日本政府から見舞金額を提示された際に「私はバーゲンのセール品じゃない」と非難したみたい。
事件を起こしたのは“日本人じゃない”って事を理解してないのかね?
これだから捕鯨に反対しながらカンガルーは平気で虐殺する国(ry
日本の対応に文句有るなら日本でウダウダ言ってないでアメリカで訴訟起こせよ。

話が少々脱線しましたけれど、
「米兵が事件を起こしてもアメリカが知らん振りすれば日本がお金を払う。」なんて事をこの先もずっと続けていたら米軍に対して更に特権意識を植え付けてしまい事故・事件が無くならないんじゃないかな?
もうそろそろ思いやり予算を含めて日米安保条約は根本的に見直すべき時が来ている気がします。
安保条約を錦の御旗にしたアメリカの理不尽な要求でこれ以上日本がボロボロになって行く姿は見たくないですよ(´・ω・`)

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2007年7月16日 (月)

老兵は死なず・・・なんて言ってる場合じゃないな

F22導入難航 旧型F4使用延長 防衛省検討 情報漏洩が影響

 政府が次期主力戦闘機(FX)選定で本命視している米国の最新鋭ステルス機「F22Aラプター」の導入をめぐり、日米間の交渉が難航している問題を受けて、防衛省・自衛隊は数年後に切り替えを迎える予定のF4について、耐用年数を延長する方向で検討に入った。

航空自衛隊にF-4EJが配備されて30年以上、延命処置のF-4EJ改になってから20年以上経ち、米軍では既に全機退役の古い機体をまだ使う気なの?
まさしく亡霊(ファントム)だな(笑)
ベトナム戦ですら旧型ミグに苦戦していたF-4が現在のロシア製ミグに勝てますか?

交渉が難航している事のそもそもの原因は海自のイージス艦機密情報漏洩事件ですね。
同盟国が信頼出来なくなったアメリカとしては当然の対応だと思いますよ。
防衛機密をチャンコロに渡すような国防意識の無いアホな自衛官はまさしく売国奴。
本当の軍隊なら銃殺刑です(それでもアメリカの不信感は拭えないけれど)。

 防衛省では、F4に代わるFXについて、選定対象を6機種に絞り込み、調査に入っている。

まさか候補の中にミグやスホーイは無いよね?(爆)
☆アグレッサー(飛行教導隊)で仮想敵国機として導入しようとしてアメリカにクレーム付けられた前歴は有る。

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2007年2月17日 (土)

ステルス戦闘機F22 沖縄配備

ステルス戦闘機 嘉手納基地に飛来 米国外への配備は初

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 沖縄県の米空軍嘉手納基地に約3カ月間、暫定配備される米軍最新鋭ステルス戦闘機「F22Aラプター」2機が17日、嘉手納基地に飛来した。18日には10機が到着し、全12機の配備が完了する予定。

嘉手納基地がある沖縄市、嘉手納町、北谷町は「沖縄が求める負担軽減に逆行する基地機能強化」と配備に反発しています。
私個人としては一度実物を見たいという気が有りますが、地元の感情を考えると・・・手放しでは喜べないです。
沖縄の負担削減が日本政府の課題の筈なのに、アメリカに諂っていつまでも沖縄に負担を強いるのはどうかと思いますね。

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2007年2月 8日 (木)

米軍ニュース2題

イラクで米軍ヘリ墜落し7人死亡、米軍は掃討作戦開始

 イラク駐留米軍は7日、海兵隊の輸送ヘリコプターがバグダッド近郊で墜落し、乗員ら7人全員が死亡したと発表した。イラクでの米軍ヘリ墜落は3週間足らずで5回目で、今回の犠牲者を含めると、米軍兵士ら28人が死亡している。
 米軍は墜落原因を調査中としているが、ヘリが地上から銃撃を受けたとの目撃情報があるほか、アルカイダ関連の武装勢力がヘリを撃墜したとの声明を出している。

テロ組織お得意のRPG-7を使っての攻撃でしょうか?
ヘリはローターを壊されると終わりだからな・・・。

事故ではなく武装勢力の攻撃だとするとイラク派遣兵の戦死者数が増えた事になる。
米国内の世論は派遣兵のイラクからの撤退を望んでいる現状を鑑みると戦死者の増加はそれに追い風となるはず。
それでも無能ブッシュはイラクへの増兵をするのか?
そんなに行きたければエアフォース1で自分で行って来い!!
もし武装勢力に撃墜されたら・・・・自分の命と引き換えにイラク派兵は終わって、国民は喜ぶぞ(笑)

米大統領、アフリカ管轄の新米軍司令部創設を承認

 ブッシュ米大統領は6日、アフリカ大陸を管轄する新たな米軍司令部の創設を承認した、と発表した。
 国際テロ組織アル・カーイダのアフリカでの活動を阻止するため、アフリカ地域への軍事的な関与を強める狙いがある。

せっかくアフリカに司令部を創るのだから、マサイ族の戦士を傭兵として雇ったら如何でしょうか?
地元の利を生かして優秀な戦力になると思います(冗談だけど・・・)

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2007年1月28日 (日)

俺は好きだなこういう人

「普天間問題、偉そうに言うな」 久間氏、また米批判

 久間章生防衛相は27日、長崎県諫早市での講演で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)への移設問題をめぐり「米国は政府同士が決めたのだからそれをやったらいいというが、沖縄県知事がうんと言わないとできない」と、あらためて米政府の対応を批判した。

安保条約を結んでいるからといってアメリカに諂う必要は何もない。
時には相手を批判したり、非難したりする事があってもおかしくはないでしょう?
久間氏は先にイラク戦争を巡ってアメリカを批判していたが、アメリカ国内でさえ大統領批判が出ているのに国外からそれ(イラク戦争)に対して批判する事は間違っていないと俺は思う。

日本はアメリカの植民地じゃない。
言いたい事はガツン!と言ってやれ!

柳沢厚生労働大臣が女性蔑視の馬鹿な発言をしたそうだけど、それに比べれば久間防衛大臣の一連の発言は問題視される発言とは思わないけどね。
これで久間氏を辞任させたりする事態になったら安倍内閣は支持を失うんじゃないかな?

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2006年12月 1日 (金)

イラク多国籍軍や空自データ流出

自衛隊がまたやってくれました・・・・・ウィニーによる情報漏れ(ーー;)

<米軍資料>流出 空自隊員PCから ウィニーで

 イラク戦争を主導する米中央軍の司令部がイラクやクウェートの基地にある空輸予定物資の数量を多国籍軍に伝えた資料や、航空自衛隊那覇基地でのゲリラ侵入訓練の資料がインターネット上に流出していることが分かった。

私物パソコンの業務使用は制限したんじゃなかったのか?
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」じゃ済まないんだよね。
多国籍軍に対する自衛隊の信用問題にもなるんだよo(`ω´*)o

防衛庁は規則違反に該当するとみて、「厳正に処分する」としている。

当たり前田のクラッカーです。
処分するだけではなく、今後の再発防止対策もちゃんと説明していただきたいと思う。

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2006年7月17日 (月)

陸自部隊撤収完了【イラク】

イラク派遣の陸自部隊、全員が撤収完了

 【クウェート=高野光一郎】復興支援のため、イラク南部サマワに派遣されていた陸上自衛隊部隊の最終派約220人は、航空自衛隊のC130輸送機で、サマワ近郊のタリル空港を出発、17日午後1時35分(日本時間同日午後7時35分)、クウェートのアリ・アル・サーレム空軍基地に到着した。

2006071704596684jijpintview001 自衛隊創設以来、戦場へ向けての初めての海外派兵であった“イラク復興支援”。
その陸自部隊の撤収が本日完了した。
1人の死傷者も出さずに任務を完了した事は良かったと思うし、隊員たちには「ご苦労様」と言いたい。


しかし、他国の派兵部隊には多数の死傷者が出ているという事実は忘れてはならない。
自衛隊の活動も決して安泰なものではなかったはず。
迫撃砲により宿営地が攻撃されたり、移動中に仕掛けられた爆弾で車両が壊れた事も有った。人的被害が無かったのはたまたま運が良かっただけという見方も出来ると思う。
今後も自衛隊の海外派兵が必要になる時が来るかもしれない。
その時に隊員に死傷者が出ないという保証はどこにも無い。

陸自部隊は撤収しても、空自輸送部隊はまだ残って物資輸送に当たるとの事。
空自部隊の任務が無事に終わり、最後の一兵が帰国した時、やっと“イラク復興支援”という名の派兵は終わる。

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2006年7月 5日 (水)

北朝鮮、ミサイル発射!!

北朝鮮のテポドンミサイル発射についてまとめてみました。

北朝鮮、テポドン2号も発射か=ミサイルは計3発-CNN

 【ワシントン4日時事】米CNNテレビは4日、国務省当局者の話として北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」を発射したが、失敗に終わったと伝えた。同テレビによると、北朝鮮は計3発のミサイルを発射したが、うち2発は長距離弾道ミサイルではないという。

朝起きてニュースを見たらいきなりこのニュースでビックリしました。
寝耳に水とはまさにこの事(ノ゚⊿゚)ノ!!
何を考えているんだよ北のボケ野郎は・・・。
この時点ではまだ3発しか発射されていませんでした。

<北朝鮮ミサイル>6発を発射、日本海に落下

 北朝鮮が5日未明から朝にかけて6発のミサイルを発射、いずれも日本の国土から500~700キロ離れた日本海に落下した。政府は1発は米国の一部も射程に入る長距離弾道ミサイル「テポドン2号」と見ている。政府によると発射時間は午前3時32分、4時4分、4時59分、7時13分、7時半、8時17分の6回。

更に3発が発射され、合計6発が日本海に落下したもよう。
北朝鮮は馬鹿まる出しで暴走を続け、さらに「ミサイル問題はわが国の自主権に関する問題で、だれも是非を問う権利はない」というコメントを出したそうな。

(゚Д゚) ハア?? アホらしくてコメントする気もねえよ(--〆)

北朝鮮、7発目のミサイルを発射

 北朝鮮は5日午後、弾道ミサイルを新たに発射した。複数の政府関係者が確認した。これで早朝から断続的に続いたミサイル発射は計7発となった。

夕方になってさらに一発が発射されたとの事。
馬鹿は死ななきゃ治らねえな・・・・orz
これで終わるのか、また発射するのかは判りませんけれど、
こんな事して北朝鮮にとって得する事はあんのかよ?

気違いに刃物とはよく言ったものだな。
自己崩壊以外にこの国が良くなる術は無いと思われる。

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2006年7月 1日 (土)

海自護衛艦と米海軍空母が連れ合って

海自護衛艦が米空母に同行 護衛との指摘も

 米海軍横須賀基地(神奈川県)を事実上の母港とし、北海道小樽港に7月1日朝入港する予定の空母キティホークに、海上自衛隊大湊基地(青森県)所属の護衛艦ゆうぎり(3、500トン)が同行していることが30日、分かった。

日米安保条約を結んでいるんだから一緒に行動してもおかしくはないでしょう?
『集団的自衛権の行使だから違憲』なんてとっくに死語になってますよ。
残念ながら、今の政治体制下では米軍の巻き添えで日本国が滅びるのは必然です。

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2006年6月21日 (水)

北朝鮮ミサイル『テポドン2号』続報

懸念されている北の国のミサイルですが、これから数日間は天候が悪くて発射は出来ないみたいです。いつまでこの緊張状態が続くんでしょうね?

そんな中でもユーモアを忘れない北の国であったとさ。

朝鮮新報、テポドン2号はフィクションと主張

【ソウル21日聯合】在日本朝鮮人総連合会機関紙の朝鮮新報(電子版)は21日、北朝鮮のテポドン2号発射問題に関連し、「テポドン騒動は米国の自作自演劇」と題する平壌発の記事で、テポドン2号というフィクションで世論を誤って誘導していると主張した。

あんたら面白すぎる!(≧m≦)ぷっ!
在日朝鮮人みんな逝ってよ..._〆(゚▽゚*)

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2006年6月17日 (土)

テポドン発射は有るのか?

北朝鮮の『テポドン2号』ミサイル発射準備が着々と進行中のようです。

北朝鮮ミサイル、発射台周辺に液体燃料注入のタンク

 【ソウル=中村勇一郎】17日付の韓国紙・朝鮮日報は、北朝鮮の長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備と見られる動きに関し、韓国政府高官の話として、ミサイルに注入する液体燃料を積んだタンク10数個を発射台近くに移動させたことが確認されたと報じた。

北朝鮮はこのままミサイルを発射してしまうのか?
発射してしまったら国際社会から余計孤立する事が分からない馬鹿将軍には何を言っても無駄なのか?

専守防衛が建前の自衛隊は、小説のように航空自衛隊がF-15を使って先制攻撃で北朝鮮空爆ってわけには行かないでしょうね・・・(^_^;)
現実の自衛隊の動きも報じられていますね。

テポドン2号で監視強化=イージス艦、電子戦機が展開-政府筋

 北朝鮮による長距離弾道ミサイル「テポドン2号」の発射準備が進んでいるとして、米軍と陸海空の3自衛隊が警戒監視態勢を強化したことが16日、政府筋の話で分かった。

日本海に海上自衛隊のイージス艦が警戒に出ています。
万が一、テポドン発射が確認された場合、米海軍とのリンケージで迎撃する事態はあるんでしょうか?
しばらく北朝鮮のミサイル情勢から目が離せないですね。

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2006年6月14日 (水)

原子力空母と上空飛行制限

当たり前の事ですが、原子力空母は動く原子炉であり、動く飛行場でもある。
例えれば、原子力発電所の屋根が滑走路になっているようなものだ。

日本の「航空機の墜落に対する安全施策」について「1988年版原子力安全年報別冊、Q&A」から引用する。

問4 航空機の墜落に対して、原子力発電所等原子力施設ではどのように安全評価が行われているのでしょうか。

答1.原子力施設については、航空機による災害を防止するため、民間機と自衛隊機はともにできる限りその上空の飛行を行わないこととするとともに、その付近における一定高度(航空法に基づく最低安全高度)以下の飛行が許可されないこととなっています。また、在日米軍も,同じ飛行制限を遵守する旨表明しています。

実際にどんな規制がかけられているのだろうか?

「原子炉施設を中心として半径2海里、高度2,000フィートの範囲を訓練空域から除外するということになってございます」
(総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会原子炉安全小委員会(第5回) 議事録 より抜粋)

当然、この措置は原子力空母にも適用されなければならないから、米軍ヘリは日本の領海や横須賀基地などで、原子力空母の2海里(約3.6キロ)以内に近づけなくなる。
ましてや原子力空母の甲板に着艦するなんて、もっての外と言わざるをえない。

空母が横須賀基地に出入りする時、空母の通る水路の両脇の陸地や空母の周りを武装ヘリが飛びまわって警護する。これも原子力空母に代わったら出来なくなる理屈だ。
原子力空母の在港時は、横須賀基地内の米軍ヘリポートの離発着も出来ないし、横須賀基地に入港している艦船のヘリも離着艦出来ない。

駆逐艦ラッセンが港内からヘリを飛ばしたときに、誘導電波が羽田の着陸誘導波を妨害したことは記憶に新しいが、今度はヘリを飛ばすこと自体が安全措置遵守違反となる。そんな制限をせざるを得ないのは、空母と原子力推進の組み合わせが日本の原子力安全措置に合わないからだ。

「それじゃあ、日本の安全措置を見なおせば良い。」なんて声が何処かからかかるかもしれない。「いや、空母だけ適用除外にしてしまえばいい。」と別の声が上がるかもしれない。

しかし、安全措置を見なおせば、これまで原発が安全だと言ってきた根拠が崩れる。
空母だけ適用除外したら、横須賀市や神奈川県がそんな原子力空母を受け入れるはずがない。
飛行制限という安全措置を堅持したまま原子力空母を受け入れたいならば、「原子力空母の2海里以内の飛行禁止」を米軍に守らせるしかないわけだが、そんな事を政府は米軍に約束させる事が出来ますか?

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空母入港時の護衛のヘリ。
原子力空母でこれをやったら日本の原子力安全措置違反だ!!

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2006年6月 4日 (日)

日米揃い踏みで犯罪かよ(^_^;)

海自学生が財布盗む=温泉施設で-広島・呉

なんてニュースが流れていたので、「何やってんだあ。馬鹿じゃね?(゚m゚*)プッ」と思っていたら米海軍も負けずと3等兵曹が大暴れ....orz

米兵を逮捕、酔って警察官の腕つかみパトの器物壊す

 神奈川県警座間署は3日、米空母「キティホーク」乗組員の3等兵曹、ブランドン・アーウィン容疑者(21)を公務執行妨害と器物損壊の現行犯で逮捕した。

奇しくもどっちも21歳なんだよね。
日米海軍で馬鹿比べしてんじゃねえよ・・・・大人になれ!o(`ω´*)o

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2006年5月10日 (水)

海自イージス艦、ミサイル迎撃訓練初参加

海自イージス艦が初参加 ハワイ沖の米MD迎撃実験

 ミサイル防衛(MD)をめぐり、海上自衛隊は9日、米国がハワイ沖で6月にも実施するイージス艦の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)による迎撃実験に、海自のイージス護衛艦が参加し、標的のレーダー追尾をすると発表した。

弾道ミサイル迎撃訓練を初めてやるとは知りませんでした。
米軍との共同作戦実行に向けての準備が着々進行中ってところかな?
今回は標的追尾訓練だけのようですね。
日本の調達数が24発しかない虎の子のSM3ですから迎撃訓練で実射するのは無理?(笑)

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2006年4月 8日 (土)

住民の怒りと戸惑い【沖縄・辺野古】

住民戸惑いと反発 辺野古新沿岸案で合意

 普天間飛行場移設の辺野古沿岸案をめぐる大詰めの協議で、政府がひねり出した最終案は滑走路の2本建設だった。住民への騒音被害に配慮した形の、ぎりぎりの決着に安堵(あんど)する島袋名護市長と額賀防衛庁長官。

「市長が裏切った!」 そんな気持ちになったであろう地元住民。
「訳が分からない。滑走路を2本造ろうが、地元が求めていた案とは違う。NOだ。合意した市長の真意が分からない」と、戸惑う島袋権勇副議長。

私としても、こんな形で普天間飛行場の辺野古移転が合意されるとは予想外だった。
「敵は本能寺にあり」とはこういうときに使うんだろうな多分。
名護市長は何を考えているのか? その真意を問いたい!!(--〆)

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2006年4月 6日 (木)

相模補給廠部分返還区域

キャンプ座間に米陸軍司令部や自衛隊の部隊を持ってこようとして、日米協議が行われている。相模原市に3月17日に協議内容の説明があったが、その中身に関わる図が防衛施設庁から出されています。 『相模補給廠部分返還区域図』

この部分返還は、相模補給廠が持っている米軍の機能を減じることなく、基地の返還を印象付けようというものにすぎない。
これが、キャンプ座間への第一軍団司令部の移転や陸自中央即応集団司令部の設置を地元自治体に呑ませるための代替措置になりうる、と国が判断しているとすれば、それは地元の拒絶反応を見誤っているとしか言いようがありません。

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2006年3月27日 (月)

中間報告「訓練移転」の正体

米軍再編に関する中間報告の中で、注目を浴びていた項目の一つに「訓練の移転」がある。これについて、岩国市にも広島防衛施設局から以下のような連絡があった。

一読してわかるのは、これは自衛隊と米軍の共同演習が拡大するということだけで、米軍が独自に行っている訓練が減るということではない。
一気にジェット戦闘機が倍に膨れ上がる、という岩国基地強化の緩和策にはなっていないことは明らかだ。

中間報告の「訓練移転」は、米軍の活動を制限するものではなかった。
今後、爆音が減らなくても「米軍の自由裁量による訓練」ということで国民を煙に巻く、いつものやり方だ。こんな「訓練移転」では、米軍独自の訓練はそのまま継続され、岩国では機数が倍になるだけ危険性も増すことになる。

口先だけの「緩和策」にだまされてはならない。


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2006年3月12日 (日)

岩国の住民投票が成立した

2月7日に発議された「米空母艦載機移転」の是非を問う岩国市の住民投票が、3月12日に実施された。
今回の住民投票は、投票率が50パーセントを超えなければ開票されないため、私たち「住民投票を成功させる市民の会」など多くの市民が投票参加の運動を繰り広げ、その声が広く浸透していった。

 当初はとても50パーセントを超えることはムリだろうと見ていた市民の意識も大きく変わり、前日までの期日前投票も10パーセントの市民が参加した。
この勢いは、今日の投票本番でも続き16時の集計で早くも50パーセントをクリアーし投票が成立、開票されることになった。

投票率は58.68%、岩国基地の強化に対する反対票は43,433票だった。
反対率は 87.42%、全有権者数 84,659人比でも 51.30%となり、有権者の絶対多数が米軍再編に伴う岩国基地の強化に反対していることが明らかになった。

 今回の住民投票の結果を心配し、ご支援下さった全国の皆様へ、しっかりお返しする意味もこめて、岩国市民のこの意志を国へぶつけて行き、提案の撤回を勝ち取りたいものだ。
そのためにも引き続き頑張ってゆく決意である。

(岩国市議 田村順玄 3.12 20:00記す)

~「追跡!在日米軍」より転載~

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2006年3月 9日 (木)

沖縄・辺野古 反基地600日の闘い

沖縄から届いた情報です。
私は本土の人間ですが、沖縄からの米軍撤退要求に賛同しています。
届いた情報をそのまま転載致します。

↓転載開始

QAB(琉球朝日放送)が辺野古の闘いの30分番組を全国で放送することが決定しました。放送予定をお知らせします。ぜひ、見て下さい。

テレメンタリー2006
「海にすわる ~沖縄・辺野古 反基地600日の闘い~」
(QAB琉球朝日放送制作)

 沖縄本島北部の名護市辺野古の海。天然記念物のジュゴンも棲むこの豊かな海を埋めて、日米両政府がアメリカ軍基地を作ると決めた。「豊かな海を子や孫に残したい」と、辺野古のお年寄りたちは8年間基地反対の「座り込み」をしてきた。しかし、ついに2004年9月、建設のためのボーリング機材を乗せた大船団が辺野古の海を埋め尽くした。

「海の上でも座り込みを続けよう」

翌日から反対派の住民らはカヌーとボートで600日に渡る前代未聞の海上阻止行動を展開し始めた。海の上のやぐらに登り、しがみついてでも工事をとめる市民たち。アメリカ側も何年経っても着工できないことにいらだち「辺野古移設見直し論」も浮上、辺野古の苦悩は報われるかに見えた。

ところが去年10月、アメリカ軍の再編協議の中で日米が新たな移設案に合意したと一方的に発表した案は、またも辺野古であった。しかも今回の案は、1966年、アメリカ海軍が内部で検討していた基地建設案と瓜二つの、軍港まで備えた要塞だった・・・。

結局アメリカ軍は、以前からほしかった軍港も備えた最新鋭の基地を「移設」の名目で日本の予算で手に入れようとしている。3月末のアメリカ軍再編計画の最終報告を前に、基地建設を阻止し続けた人々の姿を追いながら、彼らが闘ってきたものとは何だったのかを考える。

□■□ 各局放送予定日 □■□

続きを読む "沖縄・辺野古 反基地600日の闘い"

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2006年2月20日 (月)

米兵の不祥事が多いぞ(--〆)

<米兵>ゲームセンター店員に暴行し逮捕 神奈川県警

 神奈川県警横須賀署は19日、米海軍横須賀基地の1等水兵、パリス・ワトキンス容疑者(20)を傷害容疑で現行犯逮捕した。

タクシー無賃乗車、「キティホーク」乗員の米水兵逮捕

 神奈川県警加賀町署は19日、空母キティホーク乗員の米海軍上等水兵エリック・アブデルラーマン容疑者(22)を詐欺の疑いで緊急逮捕した。

最近はこんなニュースばっかり・・・。
ええ加減にせい!こんな事ばかりしているから米兵が嫌われるんや。
世界各地、あちこちに敵を作ってどないするんじゃ・・・o(`ω´*)o

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2006年2月10日 (金)

血迷ったか?米陸軍!

あんまりだ!! 陸軍、負傷兵士に請求--血まみれ廃棄、防弾ベスト代

 【ワシントン及川正也】イラクで路上爆弾によって負傷した元米兵が、手当ての際に廃棄された防弾ベストの代金として米陸軍から約700ドル(約8万3000円)を請求されていたことが分かった。元米兵は陸軍の同僚からカネを集めて払ったが、この問題を地方紙が報道、議会でも「非人道的」と指摘される騒ぎになり、陸軍は全額返済することを決めた。

こんな非人道的な事が有るか!!
イラクに赴いて傷ついた米兵に「ベスト代払え。」って・・・よく言えるなそんなこと。
人間のする事じゃないよ(´;ω;`)

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2006年2月 5日 (日)

ミサイル巡洋艦強行入港(室蘭)

米巡洋艦 室蘭に異例の“強行入港” 公式の歓迎行事なく

20060203-00000025-maip-soci-thum-000 米海軍第7艦隊の誘導ミサイル巡洋艦「チャンセラーズヴィル」(1万トン)が3日、室蘭港に入港した。同艦隊の母港・神奈川県横須賀市で米兵による女性殺害事件など不祥事が続発したことから、室蘭市は「市民に不安が残る」として入港を見合わせるよう要請し拒否された。公式の歓迎行事がない中で、異例の“強行入港”となった。

横須賀で事件があったとしても巡洋艦乗組員にも休養が必要だし、入港拒否は難しいのではないかな。室蘭市民の気持ちは分かりますけどね・・・。

【追記】 02/06

揚陸指揮艦“ブルーリッジ”も、室蘭入港しました。
室蘭市民戦々恐々ってとこですか・・・歓迎レセプションは無し。

米7艦隊旗艦が室蘭港入港 イージス艦に続き地元反発

 米海軍第7艦隊の旗艦で横須賀基地配備の「ブルーリッジ」が6日朝、北海道室蘭市の室蘭港に入港した。親善などが目的で出港は10日と説明している。

SS Blue Ridge, Seventh Fleet arrives in Muroran

Seventh Fleet public affairs
Posted: 02/06/2006
MURORAN, Japan -- USS Blue Ridge (LCC 19) and the embarked Seventh Fleet staff arrived in Muroran, Japan Feb. 6  for a scheduled port visit. While in port, the ship's approximately 1,000 crewmembers and embarked staff will have a chance to participate in friendship-building and goodwill-generating activities and cultural exchanges.

86HH2017
横須賀沖の「ブルーリッジ」
   撮影:2003年8月31日

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2006年1月30日 (月)

アメリカの本音はやはりコレ?

治安維持と部隊訓練打診 イラク自衛隊で米長官

 米国ワシントンで今月17日(日本時間18日)に開かれた日米防衛首脳会談で、ラムズフェルド米国防長官が額賀福志郎防衛庁長官に、イラクの治安維持やイラク人部隊の訓練に自衛隊の参加を打診していたことが明らかになった。額賀氏は「現行法では困難」と拒否した。

額賀防衛庁長官が拒否するのは当然の事。
日本の自衛隊がどういう立場でイラクに派遣されているのかを全然分かっていないアメリカ。アホ丸出しやで。
*そもそも自衛隊が法的に集団的自衛権を行使出来ない事すら分かってない気がする。

いくらなんでも、今の任務以上に命の危険があるのに「はいそうですか。」とイラク治安維持に自衛隊を派遣するほど日本の政府は馬鹿じゃねーよ(と思いたい)。
それにしても、自国の死傷者がボンボン増えるアメリカ・・・"( ´゚,_」゚)ヒッシダナ"
非難されるのはブッシュだけにしてくれ。これ以上日本を巻き込むな!

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2006年1月18日 (水)

米軍F15墜落(沖縄)

沖縄近海にF15墜落 米パイロット救助

 十七日午前十時ごろ、沖縄本島近海の洋上で訓練飛行中の在日米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機が機体トラブルを起こし、墜落した。パイロット一人は緊急脱出して、救助された。

この墜落事故を受けて那覇防衛施設局の西正典局長や、国・沖縄県は「事故原因が究明されるまで同型機の訓練中止」を要請したが、在日米軍沖縄地域調整事務所長のマーク・フランクリン大佐は、「原因究明までのF15の飛行中止要求を受け入れられない」との考えを伝えた。(米、飛行中止拒む F15墜落で国、県が要求)

さらに、米空軍嘉手納基地報道部は19日には飛行を再開する見込みであることを明らかにした。これに対して地元自治体からは猛反発の声が上がっています。

原因究明そっちのけ/F15飛行再開示唆

 「不安で眠れない」「原因究明まで自粛が常識」。嘉手納基地所属のF15戦闘機墜落から一夜明けた十八日、在沖米空軍が十九日にも飛行再開する方針を明らかにしたことを受け、基地近隣や墜落現場に近い各自治体、住民からは激しい反発の声が上がった。

確かにこの米軍の対応には私も不信感が募ります。
「乗組員の安全のためにも、飛行訓練を継続する必要がある」(在沖米軍四軍調整官事務所所長のマーク・フランクリン大佐)ってどういう事? 全然意味が分からねえ・・。
乗組員の安全確保の為というなら尚の事、原因が分かるまで飛行を中止するのが筋ではないのか? イザという時乗員は緊急脱出出来るから構わないとでも言うのか!
米軍機が墜落する度に恐怖に慄く住民の感情を考えろ!(--〆)
ミリオタの私でも、こんな奴らに沖縄をこれ以上蹂躙されるのは耐えられない。

“The US military requires that it withdraws from Okinawa.

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2005年12月24日 (土)

サンタ追跡、今年もやっています。

毎年恒例のNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)のサンタさん追跡ですが今年もちゃんとやっています。このイベントも今年で50周年だそうです。
結構歴史が有るんですね。
21時過ぎに確認した時はオーストラリアのシドニー近くに居ましたよ。(*^。^*)

  • サンタの追跡サイトは ↓

NORAD Tracks Santa 2005

米国とカナダが共同運用する北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の「サンタクロース追跡作戦」が今年で開始50年を迎える。日本語表示もある専用ウェブサイトを設置し、米東部時間の24日早朝(日本時間24日夕)から、サンタクロースの到着時間などに関する全世界の子供たちの電話や電子メールでの問い合わせに答える態勢を取っている。

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2005年12月19日 (月)

それを言っちゃあお終いよ

昨日18日の夜(日本では19日午前)ブッシュ大統領が演説で「イラク戦争前の大量破壊兵器情報の多くは「誤り」としたり、「私の幾つかの決定が悲惨な損失をもたらした」などと開戦の責任を改めて認めたそうですけど責任をとって辞任したりはしないのね(^^;

それにしても、その後の演説内容について報道各社で書いてある事がまちまちなのは何故なんでしょう?

  • 共同通信-任務完了前に米軍が撤退すれば「米国の信用失墜を招きかねない」と警告し、早期撤退を否定した。
  • 時事通信-来年のイラク駐留米軍の削減の可能性に言及した。
  • 読売新聞-「われわれはイラクでの戦争に勝ちうるのみならず、すでに勝利を収めつつある」と成果を強調した。

各社おなじ演説を聴いてニュース原稿を書いているはずなのにどうしてこうも内容が違ってくるんだろう。
メディア側で意図的に演説を捻じ曲げて書いている事もあるのか・・・「どれが本当の大統領演説内容なの?」って聞きたくなります。

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2005年12月 8日 (木)

いまさらそんな事言われても・・

イラク侵攻「必要なかったかも」 米前国防副長官

 イラクに大量破壊兵器(WMD)の危険が全くないと確信していれば、ほかのやり方があったかもしれない――。ブッシュ米政権第1期の国防副長官としてイラク戦争の必要性を強硬に主張したウォルフォウィッツ世界銀行総裁が7日、ワシントン市内で講演し、結果的に、イラク侵攻が必要だとは限らなかったという見方を示した。

イラク侵攻を強硬に主張した人物がこういう事を言うのか?
いまさら善人ぶってどうすんだこの野郎!
戦争の犠牲になって死んだ人間はもう帰らないんだからな・・(;´Д⊂)

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2005年12月 3日 (土)

原子力空母横須賀配備を公式発表

米原子力空母G・ワシントン、横須賀配備へ 08年に

 米海軍は2日、神奈川県の横須賀基地を事実上の母港とする通常型空母キティホークの後継艦に原子力空母ジョージ・ワシントンをあて、08年に配備すると発表した。実現すれば日本に初めて配備される原子力空母になる。

米海軍も空母の戦闘能力から後継艦の候補を絞り込んだうえ、原爆投下を指示したトルーマン大統領の名を冠した空母などを除外したという。

米海軍が正式に横須賀への原子力空母配備を発表しちゃいましたよ・・・。
米海軍の配慮を考慮しても、日本政府は益々強まるであろう横須賀での反対行動をどうやって収めるつもりなの?

こちらがニュースで述べていた米軍発表文です。↓

USS George Washington to Replace USS Kitty Hawk as U.S. Navy’s Forward Deployed Carrier

Story Number: NNS051202-06
Release Date: 12/2/2005 8:00:00 PM

WASHINGTON (NNS) -- The U.S. Navy announced Dec. 2 that USS George Washington (CVN 73) will replace USS Kitty Hawk (CV 63) as the forward-deployed aircraft carrier in the western Pacific and will arrive in Yokosuka, Japan, in 2008.

George Washington is currently homeported in Norfolk, Va., and is receiving necessary maintenance and upgrades at Northrop Grumman Newport News Shipbuilding to facilitate this forward deployment.

The forward deployment of George Washington will not necessitate a change in the assigned air wing in Japan, nor in the composition of the air wing. Carrier Air Wing 5 will remain the forward-deployed air wing.

This rotation is part of the Navy’s long-range effort to routinely replace older ships assigned to the Navy’s forward-deployed naval forces with newer or more capable platforms. It is part of an ongoing effort to consider the nature of all forward deployed forces when looking at the unpredictable security environment in the western Pacific.

George Washington was commissioned July 4, 1992. The ship returned from its sixth deployment in July 2004. It deployed to the Mediterranean Sea and Persian Gulf in support of the global war on terrorism.

同じページにあったジョージ・ワシントンの画像↓

George_Washington040603-N-5319A-007 Arabian Gulf (Jun. 3, 2004) - Aircraft assigned to Carrier Air Wing Seven (CVW-7) embarked aboard USS George Washington (CVN 73) are parked in formation on the flight deck during a strike group photo while operating in the Arabian Gulf. The Norfolk, Va. based aircraft carrier is on a scheduled deployment in support of Operation Iraqi Freedom (OIF). U.S. Navy photo by Photographer's Mate 1st Class Brien Aho (RELEASED)

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2005年11月28日 (月)

『象のオリ』への地主立ち入りを許可(米軍)

沖縄読谷村にある“米軍楚辺通信所”(通称:象のオリ)に、土地の提供を拒否している地主さん側が「土地強制使用手続きの一環として必要である。」として米軍側に働きかけたところ、土地提供拒否地主としては初めて立ち入りが認められたみたいです。
基地移転問題の事もありますし米軍側も柔軟な態度をとったものと思われます。

しかし、一度奪われてしまった土地は立ち入りが許可されたからといって地主に帰ってくるわけじゃないですし、強制使用はそのまま継続ですから地主さんとしては遣り切れないものがありますね。
沖縄が“本当に”返還されるのは何時なんだろうか・・・・(ーー;)

米軍が初めて容認 楚辺通信所、地主立ち入り

 読谷村の米軍楚辺通信所(通称象のオリ)への土地の提供を拒否している地主の土地の強制使用手続きで、米軍側が30日、地主の知花昌一さん(57)=読谷村議=と県収用委員らの基地内への立ち入りを認めることが27日までに分かった。
 知花さんの立ち入りは3度目となるが、1997年の米軍用地特措法改正後、米軍用地強制使用の可否を問う公開審理の一環として、契約拒否地主が立ち入るのは初めて。使用期限切れにより、国が使用権原を失う「法の空白」以外での立ち入りも初となる。

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2005年11月19日 (土)

原子力空母は移動するミニ原発

横須賀に配備される原子力空母を巡って周辺住民の不安が高まっています。

人口密集地に原子力空母 周辺10キロ77万人 横須賀

 米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に日本で初めて配備が決まった原子力空母について、放射線事故への不安が、横浜市など周辺自治体に広がっている。基地の周辺10キロ圏は約77万人が住む人口密集地で、空母に搭載される原子炉の規模は国内初期型原発である福井県の美浜1号機に相当するとされる。配備撤回を求めている神奈川県は「事故が起きれば東京湾全体の問題になり兼ねない」としている。

事故が起これば放射能汚染の不安が有るのは原子力空母だけでは無いわけで、人数の規模は違えど地方にある原子力発電所周辺住人にとっても同じ事。
同じ不安を地方から都会にも広げるつもりか日本政府は・・・(--〆)

ひねた見方をすれば、建前上は「冷却水の確保」の名目で(“危険だから”ってのが本音だろ)今まで地方に原発を置いていた国がアメリカの圧力に負けてミニ原発とも言える原子力空母を都会近くに配備する事を承認してしまったという事でしょうか。
国民に恐怖と不安を与えるようなアメリカ占領下政治はいい加減止めてそろそろ独立しませんか?

“私達の国『ZIPANG』! 他国に未来は渡せない。”

【閑話休題】:
一説によれば東京都内には30万人が3日間生活出来るだけの非常備蓄があるとか。これだけでは原子力空母が万が一事故を起こしたら77万人分に到底足りるわけがないので、「3000人が300日生活出来る」が正しいとも言われています。3000人・・・・VIP級の人物の数とみれば確かに妥当な数字かも。いざという時国民は捨てられる?
*都内備蓄の件はあくまでも噂です。備蓄量(30万人が3日間)も政府が公言したものではありません。

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2005年11月17日 (木)

英・オーストラリア軍来春撤退(イラク)

サマワの英軍司令官「来春にも撤退へ」

 陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワの英軍司令官ブラックマン大佐は15日、記者会見し、サマワがあるムサンナ州の治安を管轄する英軍とオーストラリア軍が、来春にも撤退するとの見通しを改めて示した。

英軍・オーストラリア軍と共にサマワに駐留する来春以降の陸上自衛隊の派遣部隊の動きが気になります。政府方針では来年9月までに撤退するとの事ですが・・・。
状況如何では陸自単独での駐留もあり得るのか?

とにかく派遣隊員が全員無事で帰国できる事を願いたい。

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2005年10月29日 (土)

石原都知事も怒ってるよ・・・orz

日米軍再編協議について石原慎太郎東京都知事まで怒りだした模様です。

こんなに軋轢ばかりアチコチに作って軍再編なんて本当に実行出来るんか?
国のゴリ押しにそのまま大人しく従うほど国民は馬鹿じゃねえよ!
いつから社会主義国になったんだ「ZIPANG」は・・・o(`ω´*)o

在日米軍再編:横田基地「軍軍共用、話が違う」 石原知事、怒りあらわ

 石原慎太郎知事は28日の定例会見で、日米両政が在日米軍の基地再編協議の中で、横田基地について航空自衛隊航空総隊司令部との共同使用にすることで合意していることに触れ、「こういう形になったのは日本の外交力がいかに乏しいかの証左。(軍民共用化を目指す)都にとっては非常に不本意だ。しっかりしてもらいたい」と強い不快感を示した。

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2005年10月28日 (金)

横須賀に原子力空母配備

横須賀に原子力空母、初配備 米海軍、08年

 日米両政府は二十七日(日本時間二十八日)、神奈川県横須賀市を事実上の母港とする通常動力型空母キティホークが退役するのに伴い、後継として二〇〇八年にニミッツ級の原子力空母を配備することで合意した。原子力空母の日本配備は初めて。米海軍は「日本の防衛と極東の平和・安全の維持に資する」としているが、地元神奈川県や横須賀市は、通常動力型空母の配備を求めていただけに反発している。
 米海軍はニミッツ級原子力空母を九隻保有しているが、どの艦船を配備するかは明らかにしていない。

日米軍再編にあたってあちらこちらで地元との摩擦を起こしている日本政府。
今度は横須賀へのニミッツ級“原子力”空母配備を巡って揉めています。
元々は日本政府が地元との話し合いをしないまま勝手に事を進めたのが原因。
当然地元では反発が強まっています。

原子力空母受け入れ撤回を=横須賀市長が外務次官に

 神奈川県の蒲谷亮一横須賀市長は28日午後、外務省で谷内正太郎事務次官と会い、横須賀への米原子力空母配備を受け入れるとの政府の方針を撤回するよう求めた。

地元の意向を無視し、政府間だけで勝手に交渉を進めてきて「決まったので宜しく!」では到底受け入れ難いのは当たり前。そんな当たり前の事も分からん阿呆が日本の政治を仕切ってるかと思うと情けないね。
「郵政民営化反対」で選挙に出馬して当選、途端に「賛成」にまわる裏切り者が政治家やってんだから、政府が「馬耳東風」で地元の意見など聞く耳持たないで当たり前なんでしょうな。国民も舐められたもんだ!

先に決まった(“勝手に決められた”)沖縄の普天間飛行場移設についても地元では反発が強まっています。

地元沖縄は蚊帳の外、政府説明これから 「普天間」合意

 米軍普天間飛行場の移設問題は、曲折を経て「日米合意」にたどり着いた。米側が最終的に日本側の提案に譲歩したのは「日本政府が実現を約束した」(ローレス米国防副次官)ことが大きいが、この間の協議は沖縄県や名護市など地元を蚊帳の外に置いたまま行われた。第2幕となる「地元合意」を取り付けるのはこれからで、環境問題や飛行経路など説明すべきことは多く、先行きはなお険しい。

「平和だったらそれで国といえるのか?」(映画『亡国のイージス』より)

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2005年10月27日 (木)

沖縄の声は国には届かないのかよ!

普天間飛行場移転問題でまたもや沖縄県民の声を踏みにじる結果が出された今日の日米協議。沖縄のエメラルドグリーンの海が・・・さんご礁が・・・ ・゚・(つД`)・゚・モウダメポ

普天間移設、日本案で合意…シュワブ沿岸に

20051026-00000015-ryu-oki-thum-000 日米両政府は26日午前、在日米軍再編問題の最大の焦点である米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先について、米軍キャンプ・シュワブ(名護市など)の沿岸部を一部埋め立てるなどの日本案で合意した。


沖縄県内で基地の場所を移動しただけの無策な案しか出せない日本政府、多少注文をつけた後に日本政府案に合意するアメリカ。
同一県内移動と言う前提で端っから協議すれば結果は最初から決まっていた事。
日米政府間の茶番劇はもう止めてくれ!!
沖縄県民の落胆と怒りの声に政府はちゃんと答える義務があるはずや。

「受け入れようがない」 沖縄県、厳しい姿勢

 沖縄県名護市辺野古沖への移設案で26日決着した米軍普天間飛行場の移設先見直し問題。県外移転の要求が裏切られた形の沖縄県幹部は今回の合意について「住民生活への影響が大きく、軍民共用空港化など(稲嶺恵一知事の)公約もほごにされる。これでは受け入れようがない」と厳しい口調で批判した。

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2005年10月21日 (金)

実習船「えひめ丸」事故調査報告書を公表

今更という気もしないでは無いですが、2001年に起きた水産高校実習船「えひめ丸」と米原潜「グリーンビル」の衝突沈没事故調査報告書が公表されました。

えひめ丸衝突、連絡不足が原因…米安全委報告書

 米国家運輸安全委員会(NTSB)は19日、2001年2月に米ハワイ沖で愛媛県立宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が、米原子力潜水艦「グリーンビル」に衝突され沈没した事故に関する調査報告書を公表した。

報告書は下記のサイトで読む事が出来ます(アメリカの報告書ですので当然英文です)

NTSB - Brief MAB-05/01

  • Title: Collision between the U.S. Navy Submarine USS Greeneville and Japanese Motor Vessel Ehime Maru near Oahu, Hawaii, February 9, 2001
  • NTSB Report Number: MAB-05-01, adopted on 9/29/2005

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2005年10月 9日 (日)

在沖縄米軍の移転全容が判明

沖縄に駐留する米軍移転の全容が明らかにされました。

最大の合意事項は「海兵隊第3遠征軍司令部のグアム移転」です。
日本から司令部が無くなるのは残念ですが、これ以上の負担を沖縄に強いるわけにはいかないので仕方がない事だと思います。
この案がすんなり決まるとは思えませんが(日本国内の移転予定先で揉める可能性あり)移転に向けて日米双方が動き出した事は素直に評価出来ます。

米海兵隊司令部グアムへ…沖縄の負担軽減、全容判明

 日米両政府が米軍再編協議で大筋一致した在沖縄米軍の地元負担軽減策の全容が8日、判明した。

 キャンプ・コートニーの海兵隊第3遠征軍司令部をグアムに移転し、海兵隊員数千人を削減するほか、嘉手納基地所属のF15戦闘機の訓練の一部は本土の複数の航空自衛隊基地に分散移転する。

 普天間飛行場所属のKC130空中給油機は海上自衛隊鹿屋基地(鹿児島県鹿屋市)に移転する。普天間の有事の際の大型滑走路機能は空自の築城(福岡県椎田町)、新田原(宮崎県新富町)両基地で代替する。

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2005年9月24日 (土)

またしても虐待が表面化(イラク米軍)

精鋭部隊がイラク人虐待か 米陸軍も調査と報道

 【ニューヨーク24日共同】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは23日、イラクに派遣された米陸軍の精鋭部隊、第82空挺(くうてい)師団内で2003-04年にかけて、イラク人拘束者への拷問や暴行が日常化し、金属バットで殴られ足を骨折した人もいたとの報告書を発表。24日付の米紙ニューヨーク・タイムズによると、陸軍も調査に乗り出した。

歴史ある精鋭部隊にしてこの始末。君たちには誇りというものが無いのか?
“白人以外は不良人種”みたいな行動ばかりしているから未だにイラクの騒乱が治まらないんでしょうが!!
暴力で人の心を治める事が出来ると思っているのなら間違っている。
もっと慈愛の心を持ってくれよ!

  • アメリカのよそ者排他主義は今に始まった事ではないので根は深いんだろうな。日本人でさえ(日本人だからかも)米国内で差別されることがあるのが現実。アメリカにはいまだに日本を占領中の植民地と考えている連中も居るみたいだし・・・。

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2005年9月 5日 (月)

防衛庁前で抗議行動(沖縄米軍基地問題)

沖縄県にある米軍基地は部隊数・施設数・面積、どれをとっても都道府県の中で一番多いです。これ以上沖縄県内で米軍基地が拡大していく事は反対です。
(注:私は沖縄県人ではありません。)

沖縄の歴史は不幸の歴史。
隆盛を誇った琉球王国は薩摩に征服され、第二次大戦では日本領土で唯一民間人を巻き込んでの地上戦、アメリカによる植民地支配、ようやく日本に返還されても米軍基地はそのまま、沖縄県民に対しての不良米兵による暴行事件。
日米安保条約を錦の御旗に米軍立ち退きを強く迫る事の出来ない日本政府。
本土移設を提案すれば移設先で「反対!来るな!」 ←身勝手だよ・・。

これじゃ沖縄県民はうかばれません。
米軍基地の「同一県内移設」なんて姑息な手段はもうやらないで欲しい。
その事を日本政府に強く望みたいものです。

防衛庁前で「人間の鎖」 普天間の辺野古移設反対訴え

 沖縄の普天間飛行場の即時閉鎖を求める人たち約700人が4日、東京都新宿区の防衛庁前で「人間の鎖」をつくった。「(沖縄県名護市の)辺野古での新基地建設を断念せよ」と何度も叫んだ後、辺野古移設のためのボーリング調査中止などを求める要請書を防衛施設庁職員に手渡した。

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2005年9月 1日 (木)

米軍の軍事演習シミュレーション

 31年間にわたり、夏が来るたびに繰り返されている「作戦」が今年も始まった。北朝鮮軍の兵士数十万人が北緯38度付近の軍事境界線を越えて韓国の首都ソウルに押し寄せ、これを受けた在韓米軍と韓国軍が急遽出動し、北朝鮮軍を迎え撃つ。

 幸いなことに、北朝鮮軍の韓国侵攻は現実の話ではなく、米国と韓国が毎年実施している世界最大規模の軍事合同演習で、北朝鮮軍を仮想敵に設定しているのだ。米韓両軍はこの演習に数千人もの現実の兵士を動員しているうえに、なお、バーチャル環境で数千の追加の兵士、および軍用機を「配備」している。

上の例のような北の国からの侵攻に対処するだけでなく、バグダット中心部に終結する武装勢力に対する空爆などもシミュレートしながら演習を行っているみたいです。

実際に何千人規模もの部隊を動かすのは費用の面からも難しいので、実部隊に追加してバーチャル部隊を配備し軍事演習する事は有効な手段とされています。
ただ、今モニターに見えている部隊が実部隊なのかバーチャル部隊なのかを把握していないとややこしい事になりますね。
実機の航空機が燃料補給を要求しているのにバーチャルの空中給油機を差し向けたとか(笑) そこまでマヌケではないと信じていますが。

米軍の軍事演習シミュレーションレポートは下のサイトで読めます。
興味のある方はどうぞ。

シミュレーション化が進む米国の軍事演習(上)
シミュレーション化が進む米国の軍事演習(下)

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2005年8月 7日 (日)

ロシア潜水艇続報

カムチャッカ半島沖で潜水中に浮上できなくなった潜水艇救助の続報です。

米英の救助艇は到着して7日朝から救助開始出来るそうですが、このニュースを読む限り日本の救助艦艇の動きがまったく分からないのですね。我が国の救助隊はいま何処におわす?

9日到着予定と聞いたが、8日に船内の酸素が切れた後に行っても仕方がないだろうに・・。時間的に間に合わない事は承知していますが、最初に救援要請されたにも係わらずなにも援助が出来ずに終わったら悔しいっす(;_;)

事故のロシア潜水艇、英米が救助作業開始へ

 ロシア極東カムチャツカ半島南部の沿岸で浮上できなくなったロシア海軍のAS28型潜水艇を救出するため、英米の無人潜水機が6日、同半島に到着した。日本時間7日早朝から救援活動を始める。

 ロシア海軍によると、作業には1~4時間かかる見込み。潜水艇内の酸素は日本時間で8日午前まで持つとしており、作業終了まで支障は出ない、との見方だ。

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2005年8月 6日 (土)

潜水艇浮上出来ず。各国に救助要請(ロシア)

ロシア太平洋艦隊の潜水艇が潜航中にワイヤのような物に絡まり浮上出来なくなったそうです。日本の他に米英両国に救援要請がありました。

米ソ冷戦時代にはロシアが他国に救助要請なんて考えられない出来事です。
それだけ開かれた国になってきたんですね。
ロシア乗組員の早期救助をお祈り致します。

夜中に入ったニュースでは

ロシア潜水艇が浮上不能に ロ海軍、日米に救援要請

 ロシアのインタファクス通信などによると、極東カムチャツカ半島の入り江で4日、ロシア太平洋艦隊の潜水艇が水深約200メートルのところで浮上できなくなり、乗組員7人が閉じこめられた。ロシア海軍は救援を日本に要請、米英両国も救援のため無人潜水機を空輸する。

昼過ぎに続報が入っています。

ロシア潜水艇の救出作業難航 乗員7人の無事は確認

 ロシア極東のカムチャツカ半島南部の入り江で4日、スクリューに漁網がからまって浮上できなくなったAS28型潜水艇を救出しようとしているロシア海軍は6日、潜水艇にケーブルをかけて浅瀬に牽引(けんいん)しようとしたが、難航している。英米両国が輸送機で急派した無人潜水機の到着に期待をつないでいる状態だ。

 米国は、深度約1500メートルまで行ける無人潜水機スーパースコルピオを搭載した輸送機を5日、西海岸のサンディエゴから出発させた。英国も同日、約900メートルまで潜水できるスコルピオを北部の都市グラスゴーから輸送機で空輸している。ともにカムチャツカ半島に到着してから艦船で現場に向かい、日本時間6日午後5時ごろには救出作業を始める計画だ。

日本からも4隻の艦艇が救援に向かってます。考えられる派遣艦艇は潜水艦救難艇「ちはや」と潜水艦救難母艦「ちよだ」かな? あとはなんだろう?
派遣艦艇は、潜水艦救難母艦「ちよだ」と掃海母艦「うらが」、掃海艇「うわじま」「ゆげしま」だそうです。(08/07修正)

tekitaisuiiki
冷戦時代にバミューダ沖で爆発沈没したソ連原潜(原子力潜水艦)を巡る米ソの駆け引きを扱ったノンフィクション『敵対水域』はお勧めです。

あの頃はアメリカへの救助要請なんて出せる状況では無かったので多くの原潜乗組員が放射能被爆で亡くなっています。

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2005年8月 4日 (木)

米軍戦死者1800人を超す(イラク)

3日にイラク西部ハディーサで米海兵隊員14人が戦死した事により、イラク戦争開戦以来の死者が1811人になったそうです。
この事実は米国内にちゃんと伝えられているのでしょうか?

イラクで米兵7人死亡 米軍死者1800人超す

今年5月に見つけたニュースには下記のように記載してありました。

 ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポストや自紙など米主要8紙誌を調べた結果、昨年9月から今年2月までの半年間にイラクで米兵が死亡した時の写真を 掲載したメディアはわずか1紙、それも1回だけだった、と報じた。米軍当局の規制や妨害が一因と指摘しており、「犠牲をはらむ戦争の現実が読者に十分に伝 えられていないのではないか」と問いかけている。

 星条旗でくるまれた米兵のひつぎの写真については昨年、国防総省が「プライバシー保護」を理由に撮影を禁じていることが報道され、戦死者続出の事実を隠そうとしていると問題になった。

無論、遺体写真を載せろとは言いませんが、大本営発表よろしく米側に不利な事をひた隠しにするのは「イクナイ!」 しかし、この事実(死者1800人)を発表したらアメリカ世論が黙っていないでしょうね。「それはマズイ・・。」と考えてダンマリを決め込みますか?ブッシュどん。

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2005年7月17日 (日)

パトリオットのライセンス生産合意

地対空誘導ミサイル「パトリオット3」のライセンス生産に向けて着々と話が進んでいる模様です。

いつも思うのですが、なんでライセンス生産なの?
ライセンス料を払う事を考えればメーカーから購入するより割高な事は分かっているはずなのに・・。
政府に言わせれば「防衛産業の技術力を維持でき、修理にも素早く対応できる」だそうですが、独自の技術開発もせず他所の技術の猿真似だけでは進歩が無いと思うのだが、“維持”と言っている事から察すると「進歩する事は考える必要はない。」ってことですか?

また、F-15イーグルのライセンス生産では主制御ブラックボックスの技術は日本に提供されなかった事実からみて、パトリオットのブラックボックス部の技 術は提供されない可能性もあるかもしれません。日本のメーカーに技術を100%オープンにするほどアメリカ軍事産業も馬鹿ではないでしょう。

ライセンス生産で技術を学ぶのは良いでしょう。
が・・それだけで終わってしまって良いのだろうか。

パトリオット3、国内生産へ ミサイル防衛で日米合意

 日米両政府が、ミサイル防衛(MD)システムの地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)を国内でライセンス生産することで合意していたことがわかった。05年度中に製造元の米ロッキード・マーチン社と三菱重工業がライセンス生産に関する契約を結ぶ見通しで、08年度から配備する予定。

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2005年7月 3日 (日)

だから米軍は嫌われる(--;)

沖縄の米海兵隊米空軍軍曹がまたアホな事をやってくれました。
おまいらはそんなに女に飢えてるのか?
少しは沖縄県民の感情も考えろ!!

いくら米軍が好きな私でもこういう事件は許せません。

<強制わいせつ>日本人女児の胸触った米兵を逮捕

沖縄署は3日、10歳の日本人女児の胸を触ったとして、米空軍嘉手納基地所属の2等軍曹、アルマンド・バルデス容疑者(27)を強制わいせつの疑いで緊急逮捕した。

こういう事件が起こる度に出てくる『日米地位協定』ですが、犯罪者引渡しに関する事は第十七条に該当条文があり、日本政府では次のように解釈しているみたいです。

米軍人や軍属が公務外で罪を犯した場合、日本の警察当局が現行犯逮捕等により被疑者の身柄を確保した時には、日本の警察当局は被疑者が普通の日本人である場合と同様、必要に応じ一定の手続きの下、被疑者の身柄を継続して確保することが日米地位協定上認められています。

 一方、日本の警察当局が現行犯逮捕等により被疑者の身柄を確保していない場合で米側が被疑者の身柄を確保した時には、日米地位協定上日本側が被疑者を起訴する時まで米側が被疑者を引き続き拘禁することとされています。

法律・条約にありがちな難解さが伴い、条文を読んでも私にはよく分かりませんので興味のある方は下のPDFファイルを読んでください。

日米地位協定全文(日英対照) (Size:171.3KB)

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2005年6月13日 (月)

民間軍事会社についての研究始まる

民間軍事会社(PMC)で勤務中にイラクで殺害された斎藤昭彦氏の事件を契機に日本政府内で新たな動きが出ています。

民間軍事会社、法的問題点を研究 イラク事件契機に政府

政府は海外の紛争地で活動する民間軍事会社(PMC)について、日本人が社員として戦闘に巻き込まれた場合などを想定し、日本の法律との関係などの研究を始めた。将来、PKO(国連平和維持活動)に参加した自衛隊がPMCと契約する可能性も視野に、問題点を整理する。PMCは「戦争請負会社」とも言われ、イラクでは米軍の下請け的な業務を担っている。防衛庁は「自衛隊本体がPMCを活用することはないだろう」(幹部)としている。

一般には民間人とみなされているPMC社員が武装勢力に攻撃された場合、防御の為に相手撃ち殺したら正当防衛になるのか否かという問題から議論する必要が有りそうですね。

政府は日本人がPMCだけでなく、外国人部隊や義勇軍などに参加した場合も含め、正当防衛や緊急避難に該当するかなど、刑法を始めとする日本の法令との関係を調べる。

検討の結果どのような結論が出るのか分かりませんが、諸外国の事例なども参考によく議論して欲しいものです。

独り言「日本人は国外に居ても日本の法律が優先して適用されるものなのでしょうか?」

斎藤氏に関して少し古いニュースですがこんな記事を見つけました。

“自ら戦地に赴く理由は? イラク拘束で関係者の反応”

日本国外の軍隊で本物の実戦を経験した者は「武器を持っても戦う事の出来ない日本に戻ってなんになる。」と戦国自衛隊の伊庭3等陸尉の様な境地になってしまうんですかね・・・。

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2005年6月 2日 (木)

アメリカのアーリントン墓地

靖国神社問題で事あるごとに引き合いに出されるのが米国の『アーリントン墓地(Arlington National Cemetery)』ですが、ここは戦死した軍人のみが埋葬されているわけではありません。

靖国神社は「戦死者をはじめとする246万余名の死者(但し国体護持の為に斃れた将兵のみ)」が「護国の英霊」として祀られている。戦死者の遺族・親族はその死後、希望したとしても靖国神社に入る事は出来ない。
返って、アーリントン墓地には(制限はありますが)戦死者を含む軍人以外の者も埋葬する事が許されています。

国を護る英霊として扱う靖国神社と、純粋な墓所のアーリントン墓地、両者を比較する事自体無理がありそうです。

参考資料としてアーリントン墓地に関する資料をPDFファイルにしましたので宜しかったらご覧下さい。

Arlington National Cemetery (24.7K)

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U.S ARMY(アメリカ陸軍)新徽章を発表

アメリカ陸軍が新徽章を制定しました。
今年の夏からリリースするようです。
こういうのを見るとコレクターの性で入手したくなるんですよね・・・。

combataction

Army announces new Combat Action Badge design

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2005年6月 1日 (水)

ハートセキュリティ社のコメント

殺害された斎藤昭彦氏に関する5月28日のコメントです。
ATTACK ON HART CONVOY- Al Hit, Iraq - Update 16.00 Hrs 28 May 2005

その中に記載されている
We can neither confirm the time or location of where the video footage was taken.
(私たちは、ビデオ映像がどこで・いつ撮られたのかを確認することができません)

これが今一番の気掛かりです。
せめて遺体だけでも身内の元に帰してあげたいと思うのだが・・・。

カンボジアで殺害された戦場カメラマン“一ノ瀬泰造”さんの場合も、カンボジア内戦終了後に殺害に係わった人物の証言で遺体(白骨ですが)収容でしたし、イラク情勢が安定しないと捜索も難しいでしょうね。

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2005年5月28日 (土)

拘束の斎藤氏、願い空しく・・

snapshot200505281359445月8日にイラクでアンサールスンナ軍に拘束された斎藤氏ですが、生還の願い叶わず殺害されその映像がネットで公開されてしまいました。(公式な死亡確認はなされていませんがおそらく間違いないと思われます)

その映像を見ましたがとても正視に耐えられるものではありません。誇らしげにパスポートをカメラに翳しやがって・・・お前らみんな呪われろ!!

あまりの酷さにとても「成仏してください」と言える状態ではありませんが、斎藤氏のご冥福をお祈り致します。せめてもの願いは魂の安らかならん事。

イラク武装組織、「斎藤さん死亡」と声明 ネットに映像

イラクで英国系警備会社スタッフの斎藤昭彦さん(44)が拘束されたと見られる事件で、スンニ派の武装組織「アンサール・アルスンナ」が斎藤さんの遺体だとする映像と声明をウェブサイト上に掲載した。

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2005年5月15日 (日)

イラクで拘束された斎藤氏のニュース

襲撃時の映像を公表、字幕で「重傷の日本人を拘束」

snapshot20050520225943 外務省は15日、イラクで斎藤昭彦さんを拘束したという声明を出した武装勢力「アンサール・アルスンナ」がインターネットのサイト上に襲撃当時のものという映像を公表した、と明らかにした。映像は字幕で「日本人を拘束している」と伝えているが、斎藤さんの姿は映っていない。

ニュースも情報が錯綜していますが、斎藤氏の場合は先に拘束された日本人が完全に民間人だったのとは立場が違いますので襲撃時に生存していても拘束されたら残念ながら命が助かる見込みは少ないような気がします。

「アンサール・アルスンナ」(web)、この武装勢力は過去に拘束した人間を100%殺害していますし・・・交渉に応じるような輩では無いのは確かだけに安否が心配です。

願わくば「無事生還」のニュースが聞きたいと思います。

勤めていた“ハート社”の最新情報

かのグループサイトへのリンクは人道・論理上マズイので取りやめました

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2005年5月 2日 (月)

アメリカ陸軍元軍曹に死刑宣告

何気なく米軍サイトを見ていたら、2003年3月23日にクェートに於いて味方のテントに手榴弾を投げ込んで仲間を殺傷した101空挺師団元軍曹への死刑宣告ニュースを見つけました。

日本では自衛隊員の裁判を軍の公式サイトで報道する事は無いので(そもそも軍事裁判自体が無いですし)ちょっと目を惹きますね。
米軍は資料なども請求すれば機密事項で無い限り閲覧出来ますしかなりオープンです。その点は自衛隊も見習って欲しいところです。

The United States Army Home Page (英文です)

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